リポジトリを更新していくのはひとりの開発者のみではありません。バージョン管理はひとりで開発を進める上でも有用なツールですが、ソフトウェア開発等を行っていく場合、複数人の開発者が携わることになります。
そのため、チェックアウトしてリポジトリから作業コピーを作業用ディレクトリに取得した時点より、後から別の開発者がコミットして、リポジトリにある変更をかけたら、その変更内容は作業用ディレクトリ内には反映されていません。
リポジトリが更新され、その変更内容を作業用ディレクトリ内にも取り込まないと(アップデートしないと)古いバージョンのまま開発を進めることになってしまいます。
作業コピーのアップデート
作業コピーをアップデートするには、svn updateコマンドを使用します。
svn updateコマンドは、リポジトリにある変更を作業コピーに反映します。
work# svn update Restored 'page/page01.html' At revision 4.
ここでは、svn updateコマンドを引数なしで実行します。その場合、リビジョンの最新の内容(HEAD)を反映します。(引数でリビジョンを指定すれば、そのリビジョンでアップデートされます。)
これで、作業コピーはアップデートされ、最新の状態となりました。
毎朝、出社したら朝一番で作業コピーのアップデートを行う習慣を持つことが大切です。