リポジトリ上の変更を取り込む(更新)

他のメンバーがコミットした変更をローカルのワークスペースに反映させる(更新)手順について見ていきます。

Eclipseを起動し、Javaパースペクティブ、もしくはJava EEパースペクティブを開きます。今回の手順例ではJavaパースペクティブから行います。
Javaパースペクティブ

リポジトリと同期

更新を行う前にリポジトリと同期を取り、ローカル上のソースコードとSVNリポジトリ上のソースコードを比較します。

「パッケージ・エクスプローラー」ビューからプロジェクトを右クリックし、コンテキストメニューから「チーム」→「リポジトリと同期」をクリックします。
リポジトリと同期

「チーム同期化」パースペクティブが表示されます。このパースペクティブでローカルとSVNリポジトリ上との差異をチェックすることができます。
「チーム同期化」パースペクティブ

上の画像の「同期化」ビューでは、更新されたファイルがSVNリポジトリ上にあることを示しており、ローカルと差があることを確認できます。

変更の種類として以下があります。

アイコン 意味
競合している

競合している。(ローカルとSVNリポジトリの両方で変更され、かつ自動的にマージできない)
>SVNリポジトリで変更されたファイル

SVNリポジトリで変更されたファイル(誰かが変更したファイル)
SVNリポジトリに新しく追加されたファイル

SVNリポジトリに新しく追加されたファイル。
SVNリポジトリから削除されたファイル

SVNリポジトリから削除されたファイル。
ローカルで変更したファイル

ローカルで変更したファイル。(自分が変更したファイル)
ローカルで新しく追加したファイル

ローカルで新しく追加したファイル。
ローカルで削除したファイル

ローカルで削除したファイル。

SVNリポジトリ上との差分を確認し、そのまま取り込んでも問題ないかどうかを確認します。

ファイルの比較は、比較エディタを使用します。
比較したいファイルを右クリックし、「比較エディタで開く」をクリックします。
比較エディタ

更新

他のメンバーがコミットした変更をローカルのワークスペースに反映させます。

「パッケージ・エクスプローラー」ビューからプロジェクトを右クリックし、コンテキストメニューから「チーム」→「更新」をクリックします。
更新

※上記例では、プロジェクト内のファイルを一括で更新していますが、対象ファイルを右クリックして、「チーム」→「更新」をクリックすれば、ファイル単位で更新することもできます。

更新に成功し、SVNリポジトリの差分がなくなった場合、「同期化」ビューは以下のような表示に変わります。
「同期化」ビュー