エクスポートする(svn export)

リポジトリに登録されているソースコードなどを入手したいときや、ソースの圧縮アーカイブを作成するとき、APサーバーにリリースするときなどバージョン管理から外し、単純にリポジトリからファイルを取り出したいというケースがあります。

ただ、作業ディレクトリ配下にあるファイルをそのまま入手しようとした場合、「.svn」ディレクトリなどSubversionの管理ファイルなど余計なものが含まれてしまいます。

そのようなとき、svn exportコマンドを使用すれば、バージョン管理はせず、ソースコードなどだけをリポジトリから取り出すことができます。

# svn export file:///home/svn/repos10/trunk /tmp/workdir/
A    /tmp/workdir
A    /tmp/workdir/index.html
Exported revision 6.

-rオプションにより、取り出すリビジョンを指定することもできます。

# svn export -r 4 file:///home/svn/repos10/trunk /tmp/workdir/
A    /tmp/workdir
A    /tmp/workdir/index.html
Exported revision 4.

上記例ではリビジョン4を取り出しています。